(2024.1.14、エドウィン・ダン記念)
日曜日、
目が覚めると12:00を過ぎていました。
お昼ご飯を食べて、
少し用事を足したら、
13:30を回りました。
あぁ、
今日も終わったな、
と思いましたが、
どこかに行きたい。
昨日は終日家にいたので、
なおさらです。
行くなら博物館かな、
と思い、
札幌市のWebサイトを調べます。
昨日読んだ博物館の本に、
利用者の視点で博物館を考える、
という議論がありました。
それを、
北海道博物館で考えてみよう、
と思ったのですが、
時間が足りません。
北海道博物館の開館時間は、
10月~4月は9:30-16:30、
今から行って、
到着するのは15:00です。
(なお、5月~9月の開館時間は、
9:30-17:00です。)
北海道博物館は大きい、
1時間半では、
足早に展示を見るだけで、
終わってしまいます。
いや、
足早でも見切れない。
もっと近くて、
こじんまりとしたところがいいな。
そこで選んだのが、
エドウィン・ダン記念館です。
場所は、
地下鉄南北線の真駒内駅から、
徒歩10分位のところ。
私は車で行きました。
記念館に駐車場はありませんが、
近くにある南区民センターの駐車場に、
車を停めました。
記念館は札幌市の施設ですので、
大丈夫でしょう。
エドウィン・ダンは、
アメリカの農業技師で、
1873年に来日し、
北海道開拓使に参加しました。
酪農指導者として、
真駒内牧牛場などを創設し、
畜産改良の普及と、
酪農の基礎を築きました。
記念館は、
1880年に建てられた、
真駒内牧牛場の事務所で、
それを1964年に、
現在地に移築したものです。
(なお、
真駒内牧牛場は、
開拓使の廃止後、
農商務省の所管となり、
1886年に、
真駒内種畜場と改称されています。)
建物は2000年に、
国の登録有形文化財に登録され、
2007年には、
国の近代産業遺産に認定されました。
また、
同年、
第13回札幌都市景観賞も受賞しています。
エドウィン・ダン記念館は、
昨年の3月に一度来ており、
館内に展示されている絵や写真、
真駒内種畜場の模型などは見ています。
そこで今回は、
図書・資料を重点的に見ることにしました。
エドウィン・ダン記念館には、
館内の一画に、
図書・資料が置かれている部屋があります。
館内の展示を一通り見た後、
その部屋に入ります。
展示スペースは、
暖房がなく寒いですが、
この部屋ではストーブが焚かれており、
暖かいです。
(なお、
展示スペースは、
当時も寒かったでしょう。
それを想像しながら見学するのも、
よいですね。
でも、
上着を着ていれば大丈夫です。)
(2024.1.14、エドウィン・ダン記念館、展示スペース)
暖かいと言えば、
展示を見ているときに、
記念館を管理されている方が、
寒いからと、
お茶を持ってきてくれました。
紙コップに入れて頂いたのですが、
手に持っているだけでも暖かく、
心までホッとしました。
ありがとうございました。
ただ、
この時には、
見学者が私だけだったので、
特別にお心遣い頂けた、
と思っています。
いつも、
このようなお心遣いを期待するのは、
間違いだと、
自分を戒めています。
それが、
こちらからの心遣いにもなるのかな、
と思っています。
続きはまた。