(2024.1.4、仙台市青葉区春日町、仙台メディアテーク)
今日、
せんだいメディアテークに、
行ってきました。
年末年始の休暇で、
仙台に来ている間に、
博物館に行きたい。
しかし、
仙台市博物館と、
宮城県美術館は、
施設改修のため、
長期休館中です。
ほかに、
東北歴史博物館や、
仙台市歴史民俗資料館、
その他、
仙台市内の主だった博物館は、
1月4日までが、
年末年始の休館日です。
ただ、
この日は、
せんだいメディアテークが、
開館しています。
そこで、
これ幸いと、
足を運びました。
せんだいメディアテークは、
2001年1月に開館しています、
23年前です。
当時私は、
仙台に住んでいましたが、
この施設が博物館だという、
認識はありませんでした。
何の施設だろう、
位にしか思っておらず、
この認識は最近まで、
変わっていませんでした。
しかし今年度、
大学院の博物館の授業で、
ある院生が、
せんだいメディアテークのことを、
取り上げ、
発表していたのです。
(この授業は、
科目等履修生として、
受講していました。)
そこで、
あぁ、
せんだいメディアテークって、
博物館なんだ、
と、
意識を新たにしました。
仙台メディアテークの、
ホームページには、
この施設が提供するサービスとして、
次のものが掲げられています。
○ギャラリーやシアターなど、
表現の場の提供。
○スタジオやワークショップなど、
活動の場の提供。
○公益的な情報を収集し、
蓄積し、
編集し、
発信のできる環境の提供。
○最新の知識や情報の提供。
これらのサービスを見ると、
確かに、
仙台メディアテークは博物館であることが、
納得できます。
開催されていたイベントは、
「細倉を記録する寺崎英子の遺したフィルム展」です。
(会期:2023年10月31日~2024年1月22日)
細倉は、
細倉鉱山のことです。
この鉱山は、
宮城県栗原市の旧鶯沢(うぐいすざわ)町にあった、
鉛・亜鉛鉱山で、
1987年2月に閉山しています。
寺崎英子は、
両親が細倉鉱山の購買会で営む八百屋を、
一緒に手伝い支えていましたが、
閉山が発表された直後から、
町や人々を撮り始めました。
この展示は、
遺されたフィルムをプリントし、
撮影ノート、手紙、俳句や短歌も合わせて、
紹介するものです。
このイベントについては、
機を改めて書こうと思います。
なお、
イベントの終期は、
当初の2023年12月28日から、
2024年1月22日に、
延長されています。
今日展示を見学できたのは、
終期延長のお陰です。
この偶然に、
感謝しています。
今回の展示を見学し、
仙台メディアテークが博物館だということを、
改めて感じた次第です。