(2014.8.10、仙台市立博物館、「奈良・国宝 室生寺の仏たち」展を開催中)
年末年始は、
妻の実家に帰省していますが、
1月5日のフェリーで、
北海道に戻ります。
19:40 仙台港発の、
太平洋フェリー「きそ」です。
「きそ」の就航は2005年1月、
今から19年前です。
新造船に感動し、
船内をカメラで撮り歩いたのが、
ついこないだようです。
もう、
そんなに経つんですね。
太平洋フェリーには、
「きそ」ほかに、
2011年3月就航の「いしかり」、
2019年1月就航の「きたかみ」、
が運航されています。
このなかで、
「きそ」は一番古いですが、
エントランスの豪華さなど、
いかにも客船という感じがして、
私は好きです。
「いしかり」も、
「きそ」に近い雰囲気があり、
こちらも好きです。
一番新しい「きたかみ」は、
無駄がなく、
機能性が重視されている感じです。
こうした違いも、
時代の要請なのでしょうか。
12月30日に仙台に来たときには、
少し余裕があるかな、
と思っていましたが、
気づくと明後日が帰る日となり、
時の経つのは早いものです。
仙台にいる間に、
東北歴史博物館を訪問したかったのですが、
館内設備のメンテナンスのため、
2023年12月1日から2024年1月4日まで、
全館休館となっていました。
さらに、
館内空調工事のため、
2024年1月5日から2024年3月31日まで、
展示室が休室となります。
総合展示室、
特別展示室、
テーマ展示室、
映像展示室、
これら全てが休室となりますので、
全館フルで見学ができるのは、
2024年4月1日以降となります。
なお、
こども歴史館、
今野家住宅、
図書情報室などは、
通常どおり利用できます。
東北歴史博物館は、
宮城県多賀城市にある歴史系博物館で、
1999年に開設されました。
多賀城市には、
奈良・平安時代の、
国衙(役所)と城柵(とりで)の遺跡、
「多賀城跡」があります。
こうした歴史的な土地に、
東北歴史博物館は建っています。
私は、
1998年から2003年までと、
2010年から2017年までの、
二度、
仙台に住んでいました。
東北歴史博物館は、
私が、
一度目に仙台に住んでいたときに、
開設されたことになります。
確かに当時、
新しく博物館が開設されたということで、
訪問したような気がします。
24年も前のことになり、
当時私は31歳ですが、
もうそんなに経つのかと、
信じられない気持ちです。
その頃も、
博物館は好きでしたが、
探求心の度合いは、
今ほどではありませんでした。
博物館への興味関心が、
より深くなった今、
新たな視点で、
東北歴史博物館を見つめてみたい。
そう思っていたので、
今回訪問できないのは、
とても残念です。
またの機会に、
ぜひ、
訪問したいです。
なお、
仙台に来たときには、
よく、
仙台市歴史民俗資料館(れきみん)、
を訪問するのですが、
こちらも、
年末年始の休館日は、
1月4日まででした。
ほかに、
仙台で行きたい博物館は、
仙台市博物館と、
宮城県美術館です。
(美術館は、
文部科学省の社会教育調査における分類上、
美術博物館とされており、
博物館の一種です。)
しかし、
現在はどちらも休館中です。
仙台市博物館が、
大規模改修工事のため、
2021年10月1日から、
2024年3月31日(予定)まで休館。
宮城県美術館が、
改修工事のため、
2023年6月19日から休館、
2025年度中にオープン予定。
どちらも、
仙台市を代表する博物館です。
その両方で、
同じような時期に、
改修が行われているのは、
偶然なのでしょうか。
運営の再開が、
楽しみです。
そのときには、
ぜひ、
訪問したいです。