パッサナーのブログ

日々、考えたこと、行動したことを、書いています

大学院で履修する科目の登録もほぼ終わり、明日から通常モードの講義が始まること

先週金曜の4/5から大学院の講義が始まり、今日でそれぞれの科目の初回講義が終了しました。(一部休講となった科目もあります。これは振替講義が行われます。)
初回講義はどの科目もオリエンテーションで、今後の講義の進め方や成績の評価方法などについて説明がありました。
明日からは2回目となり、それぞれ科目の内容に踏み込んだ講義が行われます。

すでに科目のウェブページに講義資料が掲載されている科目もあるので、ダウンロードして目を通しておく必要があります。
また、当初履修する予定はなかったものの、検討した結果2回目から履修する科目もあり、その科目については1回目の資料をダウンロードして目を通します。
なかにはオリエンテーションだけではなく、内容について講義が進んだ科目もあるので、そこについては学習しておかなくてはなりません。
いずれにしても明日からが本番で、どの科目も続々と内容についての講義が始まります。

講義が始まってからの1週間、私に関して言うと、あまり科目の学習はできませんでした。
入学してからの雑事・環境整備に相当の時間を費やしています。
3/29に、2年間休職する職場の残務整理を終わらせてから、のんびりできるかなと思っていましたが、そうはいきませんでした。
なんだかんだとやることがあり、30年働いた職場を去った感傷に浸っている間もありません。
(感傷というのは、恐らく戻らないと思うので。)
とにかく目の前のことを、一つ一つこなしていくだけです。

やらなければならない大きなことの一つは、何と言っても履修登録です。
これは、1学期に何の科目を履修するか決めて、登録するものです。
履修登録は大学のウェブページにある履修登録システムに入力します。
履修登録期間は4/3~4/12で、この期間内ならば登録と取消は自由です。
ひとまず登録して初回の講義を受講してみます。
大丈夫そうなら登録したままにして引き続き受講し、合わなそうなら登録を取り消します。

履修登録は複雑な条件を考慮しなければなりません。
大前提として、2年で42単位以上を修得する必要があります。
その上で、基礎から応用までグループ分けされた科目群から、所定の単位を修得します。

まず、最も基礎である前提科目群から8単位以上、それに次ぐ基礎である根幹科目群から4単位以上を修得します。
前提科目群と根幹科目群は、2つ合わせて基本科目群と呼ばれます。
なお、前提科目群には必ず履修すべき必修科目が2つあります。

そして、基礎から1つ上がった展開科目群から6単位以上、さらに上がった実践科目群から8単位以上を修得し、最後にリサーチペーパーを2単位以上修得します。
リサーチペーパーは2単位のものと8単位のものがあり、8単位のものは研究系の大学院でいうところの修士論文にあたります。

科目と単位の関係については、その負担量に応じて1科目あたり2単位のものと4単位のものがあります。
一部、外部に派遣されて演習を行う科目には2単位のものと1単位のものがあり、また、リサーチペーパーは上に書いたとおり2単位のものと8単位のものがあります。
また、1年間に修得できる単位の上限は32単位となっています。

これはキャップ制と呼ばれています。
キャップの意味を調べると複数ありましたが、これに当てはまりそうな意味は「瓶などの栓やふた。広く、容器の口をふさぐものにもいう。」(デジタル大辞泉より)かなと思います。
上限=ふた、ですよね。

履修する科目を決める際に考慮すべきことは、単位のことだけではありません。
どの科目も1学期か2学期のいずれかにしか開講しないので、その年に履修しておきたいものは必ずその開講学期に履修することになります。
ここはよく確認しておかなければなりません。
1学期開講の科目を見落とした場合は、受講は来年まで待つことになります。

基礎である前提科目や根幹科目は、できるだけ1年生の間に単位を修得しておく方がよいです。
なかでも、受講が必須の必修科目は特にそうです。
これらの科目を後に残すと、心理的に重圧がかかります。
だから、時間割をよく確認し、早めに履修しておくのがよいです。
これは、2年生の方もそう言われていました。

そのほか、履修したい科目が同じ講時に被っていることがあります。
これはもう、二つに一つです、致し方ありません。
私は、経済政策論と環境政策論が被りました。
初回講義は環境政策論を受講したのですが、検討した結果、経済政策論を受講することにしました。
環境政策論は展開科目群の1つですが、経済政策論は前提科目群の1つです。
より基礎的な科目である、経済政策論を履修しておいた方がよいと判断しました。

私のいる大学院は公共政策大学院ですが、他大学院の科目も受講することができます。
そこで私は、文学院の科目を1つ履修することにしました。
アイヌ・先住民学特殊講義という講義で、アイヌ・北方先住民の宗教などについて学びます。
こうした、自分の興味に応じて他大学院の科目を学べるのはよいです。

履修登録の締切りは明日4/12の23:30です。
2単位の科目が9科目、4単位の科目が1科目、計22単位です。
詰め込み過ぎているような気もするので、あと1科目か2科目落とすかもしれません。
ちなみに、履修登録の機会は4/16~4/18にもあり、ここでも履修科目の追加・登録を行うことができます。

自分の履修登録が適当だったのかどうか、やってみなくては分かりません。
気負うことなく、淡々と受講できればいいなと考えています。