パッサナーのブログ

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LMSへの登録がすんなりといかないこと - Google アカウントと端末の紐づきに関する問題

4/2に大学院の入学ガイダンスに参加し、大学院生活を始める前にこなすべきことの説明を受けてきました。
それを受け、昨日からひたすら用事を足しています。
今回の記事では、足している用事のうち、うまく行かないことについて書きます。
今後、同じような方がおられるとき、少しでも参考になればよいと思います。

うまくいっていないのは、LMS(エルエムエス)への登録です。
LMSとは、learning management system (学習管理運営システム)の略です。
その意味は、「eラーニングなどで、学習者の成績や学習教材などを教師が統合的に管理するためのシステム」です。(デジタル大辞泉より)
なお、eラーニングとは、electronic learning の略で、その意味は「コンピューターを利用した教育や学習」です。

北大ではLMSを、ELMS(エルムス)という愛称で運用しています。
ELMSには、学務に関すること、授業に関すること、その他学生生活を送るために必要な情報が流れてきます。
学生も教職員も、それぞれの端末(パソコン・スマートフォンなど)からELMSにアクセスし、そうした情報を取得します。
従って、学生生活はELMSに登録するところから始まります。

ELMSへの登録は、ガイダンスの際に配付された登録手順書に従って行います。
しかし、すんなりと行かないところがあります。

ELMSの登録手順を簡略に示すと、以下のようになります。

①ELMSポータルにログインする。
(ポータルとは、入り口、正面玄関の意味です。(デジタル大辞泉より))

②初期パスワードを変更する。
(ログインに使用した共通の初期パスワードを、任意のパスワードに変更します。)

③いったんログアウトして、再度ログインする。

④ELMSから与えられた電子メールアドレスを確認する。
(このアドレスには大学院から各種情報が送られてきます。)
(ここで、このアドレスを利用するためのELMS用の Google アカウントが作成されます。)

⑤④で作成された、ELMSから与えられた電子メールアドレスの利用に必要な、ELMS用の Google アカウントを確認する。

⑥Web履修登録システムに関する自分の連絡先を登録する。
(Web履修登録システムは、ELMSの中にあるシステムです。)
(学期が始まる前に、Web履修登録システムに履修する科目を登録します。)

⑦自分が参加できるグループが表示されていることを確認する。
(グループの例としては履修する科目があり、その科目が表示されていることを確認します。)

⑧授業支援システムMoodleの画面に移ることができることを確認する。
(MoodleとはLMSのソフトウェアの1つで、教材の作成・配布、レポートやテストの採点・管理などを行うことができます。(デジタル大辞泉より))

⑨ログアウトして再起動する。

1台のパソコンについては、上の手順に従いELMSへの登録が完了しました。
これは、自宅にあるデスクトップパソコンです。
しかしもう1台、出先で使用するノートパソコンがあり、このパソコンからもELMSにアクセスする必要があります。
この2台目が問題でした。

私は、1代目のパソコンでELMSの登録作業を完了すれば、2台目での登録作業は必要ないと思っていました。
それは、次の理由によります。

①ELMSのシステムはクラウドにあり、ログインするにはポータル画面でIDとパスワードを入力すればよいこと。
従って、ELMSのシステムと端末は紐づいていないと考えられること。

②ELMSから与えられた電子メールアドレスを利用するために作成されたGoogle アカウントはクラウドにあり、端末とは紐づいていないと考えられること。

つまり、ELMSのシステムも、ELMSから与えられた電子メールアドレスを利用するための Google アカウントも、どちらもクラウド上にある。
それらは端末とは紐づいていない。
だから、2台目のパソコンは、ELMSへの登録作業を行う必要はないと考えていました。

しかし、2台目のパソコンでELMSを利用してみたところ、ログインはできたものの、ELMSから与えられた電子メールアドレスを利用できません。
それを利用するための Google アカウントがどこにもでてこないのです。
(私は、自動ででてくると考えていました。)

もしかすると、ELMSのログインは端末と紐づいていないけれども、ELMSから与えられた電子メールアドレスを利用するための Google アカウントは、端末と紐づいているのかも知れません。
そうなると、2台目のパソコンもELMSへの登録作業が必要になります。

さらに、ELMSはスマートフォンからもアクセスできるとなっていましたが、実際に操作してみるとログインはできるものの、ELMSから与えられた電子メールアドレスを利用するための Google アカウントがどこにもでてきません。
そうなると、スマートフォンについても、ELMSへの登録作業が必要となるのではないか。

今日、ELMSのお問い合わせフォームから、これらに関する質問を送りました。
回答がくるまで、ELMSの登録作業は中断です。
回答がきたらここに追記します。