パッサナーのブログ

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大学院の科目等履修生だった頃 1

私は、
今年度2023年度の1学期、
科目等履修生の制度を利用し、
文学院の講義を受けていました。
 
科目等履修生とは、
正規の学生ではなく、
開設された授業科目のうち、
必要な授業科目、
興味関心のある授業科目、
だけを選んで、
履修する学生のことです。
 
私の経験した、
科目等履修生について、
覚え書き的に、
書きます。
 
まず、
科目等履修生となった、
動機です。
 
 
科目等履修生でいたのは、
この4月に入学する、
公共政策大学院ではなく、
文学院でした。
 
一昨年2022年、
夏頃から、
文学院に進学したい、
という思いを抱きました。
 
その前年、
2021年10月から、
学芸員資格取得の、
勉強を続けており、
ようやく資格取得が、
見えてきた時期です。
 
学芸員の資格取得後も、
博物館に関する、
専門的な知識を、
深めたいと思いました。
 
文学院で、
関連分野の研究が、
行われていることを知り、
ここに進学したいと、
思ったのです。
 
 
大学院のパンフレットや、
ウェブサイトを閲覧し、
ぜひここで、
勉強がしたい、
研究がしたい、
と思いましたが、
何をどうすればよいのか、
皆目見当がつきません。
 
入試は前期9月と後期2月があり、
私は2022年度の、
後期2月に実施される、
社会人特別入試を、
受験するつもりでした。
 
社会人特別入試では、
入学志望理由書の提出と、
口述試験があります。
 
入学志望理由書には、
社会活動の経験、
志望理由、
研究計画、
修了後の抱負、
などを記載します。
 
口述試験では、
研究計画に関することや、
専門分野に関する基礎知識、
などについて訊かれます。
 
しかし、
これらについて、
どう対策してよいのか、
よく分かりません。
 
特に研究計画については、
それがどのようなものか、
全くイメージできない、
とう状況でした。
 
 
そのような中、
2022年11月に開催された、
文学院進学説明会に、
参加することにしました。
 
説明会は、
Zoomを用い、
オンラインで行われます。
 
全体説明会の後に、
個別説明会があり、
そこで、
3人の教員に、
話を聞いて頂きました。
 
このうちの1人、
A教授が、
科目等履修生として受講した講義を、
担当していました。
 
 
その後、
大学院受験の参考書を読み、
受験前には、
研究室訪問が必要であることを、
知ります。
 
教員に、
直接会って、
研究計画などについて、
相談するのです。
 
そこで、
A教授にメールで、
研究室訪問を希望する旨を、
伝えました。
 
許可を得て、
12月に、
研究室を訪問します。
 
訪問に際しては、
事前に、
研究計画書を提出しました。
 
大学院受験の参考書を読み、
見様見真似で書いたものです。
 
訪問先で、
自分の研究計画について、
相談をしましたが、
研究に値する内容ではない、
ということが判明します。
 
(これはこれで、
 よかったと思います。
 
 研究とは如何なるものか、
 私は理解していませんでした。)
 
 
そのような訳で、
私は、
2023年2月の、
後期試験の受験を、
断念しました。
 
A教授にも、
受験を断念する旨、
メールでお知らせしました。
 
(このとき、
 A教授からは、
 暖かい内容の返事を頂き、
 有難いと思いました。)
 
 
明けて2023年、
1月から、
大学院受験の塾に、
通い始めます。
 
(この塾には、
 大学院合格後も、
 通っています。
 
 1対1の講義で、
 事細かに、
 面倒を見て頂き、
 感謝しています。)
 
私はこの塾で、
科目等履修生の制度を知り、
出願することになりました。
 
次回の受験に向け、
一足先に、
大学院の中に入り、
気持ちの面で、
余裕を持っておこう、
ということです。
 
また、
研究計画書について、
教員に、
相談できるかも知れません。
 
次回の受験は、
2023年度の、
前期9月と後期2月、
になります。
 
前期9月は、
一般入試のみ、
後期9月は、
一般入試と社会人特別入試です。
 
このときには、
前期9月の一般入試も、
視野に入れていました。
 
ともあれ、
こうして私は、
文学院の科目等履修生に、
出願することになりました。
 
科目等履修生となった、
動機は、
以上です。
 
次回は、
実際に、
科目等履修生となるまでの、
手続や、
職場からの許可を得ること、
などについて書きます。