先週、
大学院の入学関係書類が、
自宅に送付されました。
保証書や学籍簿、
その他諸々の書類があります。
これらの書類に、
所定事項を記入し、
顔写真を貼り、
4月1日の、
新入生ガイダンスのときに、
提出します。
書類の説明に、
既修得単位認定という、
項目がありました。
他の大学院出身者で、
既修得単位認定の申請を、
希望される方は、
教務担当へ、
申請書類を請求して下さい、
とあります。
私は、
この制度は、
他の大学院で修得した単位を、
4月に入学する大学院で、
修得済みの単位数として、
認定してもらえるものと、
理解しました。
そこで考えました。
私は、
今年度の前期に、
同じ大学の大学院で、
科目等履修生として、
科目を1つ受講し、
単位を修得しました。
ただ、
同じ大学ではありますが、
大学院が異なります。
4月に入学する大学院は、
公共政策大学院、
科目等履修生として、
講義を受講した大学院は、
文学院です。
科目は、
博物館・文化財研究特殊講義で、
単位は2単位です。
説明書きの、
「他の大学院で修得した単位を」の、
「他の大学院で」に、
引っかかりましたが、
申請してみようと思いました。
2月16日に、
教務担当にメールを送り、
申請書類を請求しました。
そうしたところ、
教務担当から、
既修得単位認定の趣旨と、
私の申請理由が、
趣旨に該当しないことを、
説明する、
返信メールがありました。
既修得単位認定の趣旨は、
公共政策大学院の専門科目と、
同じ内容の科目を、
他の大学院で修得している場合に、
それを審査して、
公共政策大学院の専門科目名で、
単位を認定する、
というものです。
私が単位を修得した、
文学院の科目は、
公共政策大学院の、
専門科目ではありません。
このことにより、
私の申請理由は、
既修得単位認定の趣旨に、
該当しない、
ということになります。
既修得単位認定の、
説明書きの、
「他の大学院で」修得した単位、
の部分に引っかかっていましたが。
それ以前に、
そもそも趣旨に、
該当していませんでした。
今回は、
既修得単位認定の、
趣旨を理解していなかったため、
大学院の教務担当に、
申請書類を請求しました。
しかし、
こうしたやりとりを通じて、
既修得単位認定の、
趣旨を学ぶことができました。
請求というアクションを起こし、
教務担当から、
ダメだしのリアクションをもらう。
ダメだしのリアクションは、
ありがたいのです。
教務担当が、
こちらのアクションに対し、
時間と労力を費やしてくれました。
そのお陰で、
1つ、
学んだのです。
アクションと、
リアクションを通じて、
1つ1つ学んでいく。
だから、
これからも、
アクションの回数を、
増やします。
恥とかなんとか、
そんなことは関係なく、
試行錯誤を繰り返し、
学んでいく。
大学院では、
この姿勢を、
大切にします。