このブログは、昨年2023年12月8日に、エキサイトブログで開始しました。
今年2024年2月23日にアメーバブログに引っ越し、2日後の2月25日にはてなブログに引っ越しました。
なぜ、ブログを開始したのか、なぜ、ブログの開始がエキサイトブログだったのか、そしてなぜ、ブログを引っ越したのか。
そうしたことについて書いていきます。
そのうち今回は、なぜ、ブログを開始したのか、についてです。
ブログを開始した動機は、2023年12月8日の、ブログ初めのご挨拶にも書いていますが、これとは異なる視点から、動機を考えてみます。
(つまり、動機は一つではないし、似て非なるものもある、ということです。)
今年2024年4月から大学院に通うことになり、これを機に、新しい人生を歩みたいと思いました。
現在の職場で働いてちょうど30年、キリもよいです。
2年間職場を休職するので、給料はでません。
経済的に、大きな決断でした。
そして、職場に復帰しなければ、人生の着地点は、これまで想定していたものと、大きく異なってきます。
55歳なので、年齢的にはシニアに入ったところ。
いわばこれは、シニアからの船出です。
それまで慣れ親しんだ陸を離れ、大海原に漕ぎ出してゆく。
これを、自分の人生にとっての、節目にしたいと思いました。
そして私は、この節目から、何事かを積み上げていきたいと考えました。
あの時から、私の人生は変わった。
そう実感できる何事かを、目に見える形で残したいと思いました。
毎日を一生懸命生きるのは、素晴らしいことです。
ホッと一息ついたとき、過去の記憶を懐かしむのも、心が満たされるものです。
しかし、記憶はやがて、忘れ去られます。
このとき、記憶を記録に留めておけば、それを読んだときに思い出すことができます。
思い出せないとしても、記録されたことは事実であると認識できる。
そこに書かれたことは、確かにかつて、自分が行動したことであり、考えたことです。
そう考えると、記録されたことに、愛おしさを感じるのではないでしょうか。
それは、自分の人生に愛おしさを感じることでもあります。
これって、素晴らしいですね。
立ち止まり、振り返ったとき、自分の人生を愛おしく感じたい。
そのために、行動し、考えたことを記録に残す。
これは、積立投資のようなものです。
自分の収入の中から、毎月コツコツと株式などに投資する。
記録も同じです。
1日、1週間、1か月、その与えられた時間の一部を使い、記録を積み上げて行く。
一定期間が経過すると、記録の量はそれなりのものになります。
それは、記録という資産が形成されたということです。
人生の節目を機に、意識的に資産形成を開始する。
やがて記録という資産が蓄積し、それを振り返ることで、あの節目で自分の人生は変わったと実感できます。
記録されたことは事実です。
確かに自分はそう行動し、そう考えた。
たとえ忘れてしまっても、事実であるが故に愛おしさを感じる。
そして、事実の集合である人生そのものにも、愛おしさを感じるのです。
こうした受け止め方は、あるのではないでしょうか。
ブログを書き始めたのは、このような動機からです。
しかし、動機はこれだけかと言うと、そう単純ではありません。
人に読んでもらう嬉しさ、労力をかけたことが形に残る楽しさ、書き終えた時の充実感など、いろいろあります。
今回は、数ある動機のうち、人生の節目と人生の愛おしさを実感できる記録を残したい、ということについて書きました。
次回は、利用したブログサービス、ブログの引越しなどについて書きます。