パッサナーのブログ

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なぜブログを引っ越したのか 4 - エキサイトからアメーバ、はてなへ

前回は、このブログをアメーバブログに引っ越してどうだったのか、なぜ、はてなブログに引っ越すことにしたのか、などについて書きました。
今回は、はてなブログに引っ越してどうだったのか、について書きます。
なお、2/25にはてなブログに引っ越してから、まだ10日弱です。
はてなブログの機能はあれこれ試している段階で、まだよく分かっていません。
ただ、記事のバックアップ機能が備わっているのがありがたいので、その辺りを中心に書きます。

引っ越し先をはてなブログにしたのは、はてなブログGoogle Search Console に対応しており、また、記事のバックアップ機能を備えていたからです。

Google Search Console は、ブログのタイトルを変更したことを、サーチエンジンGoogle に報告するために利用します。
報告することにより、サーチエンジンGoogle の検索結果に、ブログのタイトルの変更を反映させることができます。
その後、実際に報告し、検索結果に変更後のブログのタイトルが反映していることを確認しました。

記事のバックアップ機能は、記事を複製する働きをします。
この働きにより、記事のデータをブログサービスから入手できます。
記事のバックアップ機能は、ブログを引っ越すときに役に立ちます。
引っ越し元のブログサービスから記事のデータをダウンロードし、引っ越し先のブログサービスに記事のデータをアップロードします。

また、記事のバックアップ機能が役に立つのは、ブログを引っ越すときばかりではありません。
自分の書いた記事を、資産として保全するときにも役立ちます。
資産には、金銭的な価値があるものと、精神的な価値があるものとがあります。
私にとって、自分の書いた記事は、精神的な価値があるものです。

少なくない時間を費やして書き溜めた記事には、思い入れがあります。
それらの記事は、時間が経過すればするほど、かけがえのないものになります。
その、かけがえのなさが、自分にとっての精神的な価値です。
例えて言うと、古いアルバムが捨てられないとき、恐らくそこには、同じような精神的な価値があります。

自分にとって精神的な価値がある資産を、自分の望むように所有したいと思うのは自然です。
しかし、無料のブログサービスの場合、サービスによっては資産の自由な所有が阻まれます。
記事のバックアップ機能がないことが、それにあたります。

記事のバックアップ機能がなければ、記事のデータをブログサービスから取り出すことができません。
自分の書いた記事を、何かに利用することもできません。
もちろん、ブログの引っ越しもできません。

しかし、記事の利用やブログの引っ越しがなくとも、自分の資産をブログサービスから取り出せないのは、嫌です。
私は閉所恐怖症という訳ではありませんが、それでも、将来の可能性を全て摘み取られたような閉塞感を覚えます。

また、無料ブログには、資産が消滅する可能性もあります。
無料ブログは、企業が営利を目的として運営しています。
営利を目的としている以上、採算が取れなくなればブロスサービスは終了します。
そうなると、10年、20年と書き溜めてきた記事が、一瞬で消えてしまいます。
このときに、記事のバックアップ機能があれば、新しいブログサービスに引っ越すことができます。

このような意味で、記事のバックアップ機能は大事です。
私は、ブログを引っ越すときに、引っ越し元のブログサービスに記事のバックアップ機能がないことで苦労しました。
そのため、記事のバックアップ機能がないことのマイナス面を、人一倍感じています。

マイナス面には、現実的なものと精神的なものとがあります。
現実的なものとしては、記事のデータを取り出せない、記事を他で利用できない、ブログの引っ越しができない、記事の消滅の可能性がある、などです。
精神的なものとしては、たとえ記事の利用や引っ越しの予定がなくとも、将来の展開を全て閉ざされた、言いようのない窒息感があることです。
精神的なマイナス面の方が大きいかもしれません。

ブログの引っ越し作業を通し、初めて、記事のバックアップという概念を持ちました。
そして、記事のバックアップ機能がないことのマイナス面を思い知ります。
特に、将来へも外側へも、全ての展開が閉ざされた状況に、息苦しさを感じました。
この窒息感を何とかしたい。

はてなブログには、記事のバックアップ機能が備わっています。
記事のバックアップ機能がないことのマイナス面は、これで払拭されました。
安心感と解放感を手に入れ、引っ越しの目的は完全に果たされました。

その後、ブログを運営するため、はてなブログにどのような機能があるのか調べ始めました。
そのとき、気になるサービスがありました。
それが、独自ドメインの利用です。
次回は、これについて書きます。